Secret
Case 15
| 公私混同 2005 11/17
従業員常勤4名の日本でただ一つの小さい小さい有限会社です。
という事で設立されたのがうちの会社。 要は子分です。 親分と子分。
大変でした。 使うことしか知らぬ子分社長。 子分会社の金で遊ぶ親分社長。 ああ常に赤字。 女性です。 事務です。 という事は私の後輩です。
というか事務所家賃や公共料金もろくに払えないどころか、社員の給料すらまともに払えてないのに 一体どういうおつもりですか?
親分社長も酔った勢いか、いつもの見栄なのか「じゃぁうちの会社来ればいいよ」と、言ってしまったそう。 (てか「してみた〜い☆」とは何だ。 ナメんな。)
後に引けなくなったようです。
親分会社は親分社長の怖い怖い奥様(30)がいる事もあり、子分会社に。
じゃぁホステスさんの給料そっちが払ってくださいよと言いたい。
ホステスが入社するにあたって 2005 11/23
ということで、一度面接の為に来社する事が決定。 どういう経緯でホステスさんが入社するのか知ってる人も、知らない人もそりゃ不安です。
「子分社長とホステスさんは、もともと知り合いという事もあって(これはマジ) 子分社長がぜひ手伝って欲しいと頼んだ。」 と、こういう事になっておりますよ ええ。 まさか自分の旦那お気に入りのホステスが子分会社に入社、なんて知ったら超修羅場ですからね。
なんか子分社長と子分部長は落ち着きませんね。 楽しそうなのは親分社長のみ。
どこぞのNo.1らしいですけどそれも分かる。
なんと会社で書き始めました。 会社にあった履歴書セットで。
いい加減な会社にはいい加減な事があるもんだと、二杯目のコーヒーを準備しながら 私は軽くカルチャーショック(意味不明) 証明写真ないとダメですよね。
じゃ今ここでデジカメで撮影しちゃえば?、と親分社長の一声で 証明写真もどきを(面接に来た)会社で撮影。
ホステスさんは帰って行きました。 親分子分社長はパチンコへ。
・ 高校卒業後、服の販売員を一年程したものの、あとはホステス経験だけなので、電話・来客対応その他 心配なのでよく教えておいて欲しい。 (「え〜わかんな〜い」とか言うのではと部長は心配のようだ) パソコンも全く使えないので1から教えないといけない。 次の注意点に行きましょう。
会話は普通にできても漢字など、きっとほとんどできないので、これも教えておいて欲しい。
日本人の名前つけれるよね。) そいういえばさっき履歴書書いた時、部長に漢字聞きながら書いてたな。 置いて帰ったメモにいっぱい部長の字で漢字が書いてあったぜ。 てかパソコン以前の問題でしょうそれは? 私はローマ字から教えるのですかもしかして? もう明日から心配でたまりません(泣) ホステスが出社してきましたよ 2005 11/30
(寝ぼすけの為ギリギリにしか出社できない私・・・ええダメ人間ですよ) 掃除が終わって先輩とホステスさんのコーヒーを入れたら本格的なお仕事です。 社長も部長もまだ来てませんし、少し気が楽です。 会社の仕組みや、事務のもっと詳しい仕事内容を丁寧に説明したところで、 パソコンの使い方を教えながら簡単な書類を作ってもらおうとパソコンへ。 ローマ字も分からないかもしれません。 これから作ってもらう書類の漢字も。 「ローマ字分かりますか?」 「う〜ん だいたい分かると思う。」 「あと漢字とか大丈夫ですか?」 「多分大丈夫。 でもあたしバカだからぁ〜(笑)」
説明も終わってホステスさんにお願いしたところで、先輩に事務所のすみっこに呼ばれました。 ありゃ? 何かしましたか私。
つかないような顔でああいう事言うのも悪いけど、ゆえさんも信じちゃダメだよ。」
「ローマ字分かりますか?」とか「漢字大丈夫ですか?」とか失礼にも程があるってんだ。 謝らなきゃ!! でも何でそんな事をって思うし理由を説明すれば、部長がインドネシアのハーフって言った なんて知ったら、例え知り合いでも傷つくだろうに(社長も部長もホステスさんともともと知り合い。) 悩んだ結果
この際私悪者になるよ。 部長には今度激濃いコーヒーでも出してプチ報復。
やっぱこんな会社でも緊張しますか?と聞くと 「うん すっごい緊張して昨日寝れなかったんだ〜 スーツも面接終わってすぐ買いに行ったんだよ」 親分社長(ホントはちゃんとした呼び方で言ってますよ)の紹介ですよね、びっくりしました? 「なんかね、冗談だと思って私も働いてみたい!って言ったら次に会った時は話が具体的に進んでて びっくりしたよ〜。 で冗談じゃなかったの?って言えないしさぁ」
なんだこのなすり合い。 ま、入ってしまったものはしょうがないですけど。 入社して半年ほど様子を見てから加入するのですが、(本来は即加入が基本です!) 「社会保険とか入らないと! やっぱ自分の保険証欲しいでしょ?」 (ホステスは社会保険などほとんどのところはないようです) 「うん 欲しい〜」
うちの会社は様子を見てから入る分、即加入とは「離さんぜ!」って考えが手に取るように分かるわ。
あの20歳になるとみんな持ってるあれです。 明日か明後日には持ってきてくださいねと言うと、 「え〜 何それ?」
年金払わされるのですけど・・・ 年金手帳と言う手帳も交付されるんですよ。 たぶん私と同じで青い手帳だと思いますよ。 持ってません?
社会保険の加入手続きをする用紙に、一人一人年金手帳の番号と言うものがあってそれを記入しなければ ならない欄があるのですがこの際そこ空欄で手続きの書類の書き方を説明して書いてもらいましたよ。 もうやってもらわないとね。 お客さんが来た時にコーヒー(お茶)を出す注意など説明してやってもらいました。 ま、ちょっと違うけどこういうのは彼女プロですし、きっと大丈夫だと思います。
身内ならいいけどお客さんの時はダメですよもう〜(*´Д`)
ホステスさんは 2005 12/25
お茶の出し方を心配したものの、社内の人間ではなく、お客さんには普通のお茶の出し方をしたので 一安心です。 親分社長も週2回かしか来なかったところ、以来毎日来るようになり、用事もないのにお茶ばっかり 飲んで居座るのでめんどくさくてしょうがない。
もちろん自腹なんだけども、やっぱ一般人とは違うぜ。 帰りは会社から近いので歩いて店(キャバ)に出勤し、帰りは店の送迎バスがあるのでそれで帰宅するそう。
社会保険事務所に提出してきたんですね。 「あら? この人20歳過ぎてますよね? 年金手帳の番号がないんですけど持ってないんですか?」 ああ やっぱり突っ込まれましたよ。 触れないでそれは。 いや、私もそう聞いたんですけど手帳持ってないし、何も知らないそうなんですよね。 と言うと怪訝そうな顔をしながら 「そうですか、20歳すぎたら通知がいってるはずなんですけどねぇ〜。 ではこちらの年金手帳の 再発行手続きを行ってくださいね。」 (持って無いんだから再発行というのもおかしいのだが) 帰り際、どうせきっとすぐ辞めてしまうのでは?という根性曲がった私の予想から資格喪失届 (会社を辞める時に社会保険を抜けるために提出する書類)ももらって帰りましたよ あたしゃ。 Xヶ月ぶりにホステスシリーズですよ 2006 4/9
もうそろそろ会社としても本格的に動き出すし、一度みっちり教えてもらいたいと私自身思っていたところ。
私がいない間の子分会社での、書類関係は先輩、お茶だしや電話(これも半分は先輩)はホステスさんに 任せるからと言われました。
話題はやはりホステスさんに集中!!
「いや、普通の人ですよ。 意外と話しやすい普通のお姉さんでした。 あ、年金手帳持ってなくて、存在自体知らなくてちょっと困りましたけど、他は特に。」 「あはは バカ?」 「あはは(そんな事言えねぇよ。)」 「でも長く続くとは思えないよねぇ〜。 ホステスの仕事しながら昼も働くってしんどいしさぁ、すぐ辞めそう。」 「私もそう思うんですけどねぇ。 でもホステスの仕事いずれ辞めるて昼だけにするって言ってましたよ。」 「でもさぁ、ここの収入だけって、夜の仕事してる人からしたら半分以下とか3分の1くらいになるんじゃない? ムリだよ〜。」 「3LDKのマンションに一人で住んでるらしいですからね、家賃聞いたらここの月収より高かったです。」 「でしょ〜! それで夜の仕事辞めるなんて絶対ムリだって。 男が出してくれるなら別だけどさ。」
ホステスシリーズ(昔の会社の話ですよ) 2006 5/28
大好きな某サイトのN先生に、まだなのかと怒られちまったい(ウソ)。
まさかこんなに長くなるとは思わんかった・・・ もっと省略すればこんな事には・・・(以下略) でもまだ今回も終わってない(泣) でも狭い事務所だと、目の前でお姉さん達が私の興味を引く話をいろいろしてくれて困る。 知らん顔して聞き耳をたてている私。 ちなみに、ちなみになんですけども、実は親分社長の奥様ってのは子分社長のお姉さんなのです。 なんで親分・子分社長は義理の兄弟になるんですね。 余計なサプライズ。 夜の店のママさんをやってる奥様は美人でカワイイ人です。 そしてなかなかのやり手。 お店も大繁盛なのです。 ママさんも、前からホステスさんのことを知っていたよう。 奥様:「あのHさん(ホステスさんの事)入れてどうするつもりなの? 今更ってカンジじゃない?」 姉様:「今更?」 奥様:「Hさんが昔、うちの弟の事(子分社長)をイイ!って言ってた時期があって、 ちょっと関係があったみたい」 姉様:「え〜 何々〜!?」
直感で、あ、こいつらヤリよったなって」
まさか子分社長も自分が昔、関係があった人を親分社長と言う 義理の兄が気に入って、 自分の会社に入社させるとは思わなかったろうに。 しかもまだまだ話は続く。 奥様:「しかもさぁ、Hさんがうちの店で働くって勝手に話してるのよ! 信じられない!」 なんと! 聞いていると、奥様の店で働いているホステスさんが、Hさんより給料の割がいいと、 子分社長から聞き、うらやましがっていると、奥様の店に来る?と言う話を進めているようで・・・
軽々入れるわけにはいかないんだけど、Hさんがもう来る気になってるって言うのよ。」
奥様と同じように「子分社長が手伝ってと頼んだ」としか伝わっていないみたいです。
(忘れた人も初めての人もよかったらどうぞ。 少なくとも私は毎回更新する前に読み返して復習しています。) ちょこっと修正、加筆してあります。 給料計算とか、書類が超忙しい時に2日ほど戻ってきたけど、ああ本格的に帰ってきたのです ここへ。
「なんかねぇ、気まずいの。 辞めたいなぁ〜って思ってるんだけどぉ」
静か〜な事務所に先輩と二人の時はよいものの、子分社長に部長が加わりみんなでだんまりでいるのが 気まずくて気まずくてたまらないんだそうだ。
てか親分社長の奥様のお店で働くって聞いたんですけど、本当ですか? 言われたのね。 でもまだ今の店に辞めるとも言ってないし、勝手に話が進んでてどうしよう?」 (でもさ、はっきり言おうよあなたも。) 「あとね、話が違うの。 入る時に親分社長が近々ジュエリーショップを開業するから、とりあえずこの会社に 入って、いずれはそっちを任せたいって言ってたの。 ジュエリーは女の人向けの店がいいからって 言われて、すごい!そんな事させてもらえるんだ〜って思って入ったんだけど、ジュエリーショップなんて その後微塵も話に出てこなくって、ここで親分子分社長が話してるのを聞いててやる気配もないのが 分かるし。」 多分ちょっと作ろっかな?って思って言っただけで、Hさんを入社させる口実だと思いますよ。 だいたいそんなお金ないです。 ガス代だって後回しにしまくった挙句止められていますんで。 社員の給料だって借金して払ってますから。
ホステスさんが 「私、昨日辞めるって電話したの」
しかし、子分社長も一緒にキャバクラにいたので親分社長から子分社長へ即電話交代。 すぐに辞められたら困るって最初に言ったはずと子分社長。 しかしジュエリーショップの事、話が違うとホステスさん反撃。 まぁ今日話をしようじゃないかととりあえず電話は終わったそうだ。
なんて3人で話していると子分部長が出社。 同じ部屋と言えど、隅っこの上、小声での話しなので聞こえない・・・ ホステスさんは 子分部長は外出。 「子分部長が社長だったらよかったのにな」と一言。 結局は今日限りで辞めることになったようだ。 ホステスさんは一言 「お世話になりました。」 と辞めていきましたとさ。 「保険抜いといてな」 あの資格喪失届を持って帰った時の直感は正解であった。
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